清楚なプリザーブドフラワー

今回はマリアージュのイメージを持ち運びに便利なポットでキュートにアレンジしてみました。
ギフトに添える生花のかわりに大切な方に差し上げても喜ばれます。




アレンジメントのポイント
ポットにフローラルフォームをセットします。ポットの縁にフォームの高さを合わせます。
シサル麻をポットの口径と中にセットする材料に合わせ、ボリュームを作り、リング状にしたものを作っておきます。

プリザーブドフラワーをワイヤリングしていきます。
バラは子房があるので、ピアスメソードにしました。ピアスメソードは子房にワイヤーを直角に挿し通し、ワイヤーをUピン状に折り曲げて茎を作る方法です。
今回は#22アルミワイヤーを使い、ワイヤーの左右を同じ長さに折り曲げて揃えます。この時ワイヤーの長さはセットするポットの深さに合わせて安定する程度にします。(挿し口にグルーをしてワイヤーを固定する方法もあります。)
フローラルテープをワイヤーの上から直角に当てて巻き始め、ワイヤーの下方へフローラルテープの接着剤を引き出すために、伸ばし気味にしながらワイヤーをくるくると回し、巻き下ろして茎を作ります。

次にアイビーはヘアピンメソードにします。
ヘアピンメソードは葉や花弁など、平らで厚みがないものにワイヤーを一針すくい、ヘアピン状に折り曲げて茎を作る方法です。
今回は#24グリーンの地巻きワイヤーを使い、アイビーの茎をカットしたものをワイヤーと葉部分がワイヤリングして、しっかりぐらつかない位の位置に葉の中央の主脈の部分をすくいます。つまり大きい葉と小さい葉の場合はすくう位置が違います。バラと同様フローラルテープをワイヤーに巻き下ろします。

ライスフラワーはツイスティングメソードにしました。
ツイスティングメソードは小花や小枝をまとめたりして、一本の茎を新たに形成する方法です。ワイヤーは素材のボリュームに合ったワイヤーを使い、素材に当て、折り曲げて揃えます。折り曲げた一方のワイヤーにもう片方のワイヤーをくるくると巻き、一本のワイヤーにし、バラと同様フローラルテープを巻き下ろしてテーピングして茎を作ります。ワイヤリングしても結構ですが、今回のように花の回りにシサル麻が取り囲む場合は小さな小枝に分けますので、茎を残してカットし、フローラルフォームにそのままセットしても大丈夫です。心配な場合はグルーをして固定しても結構です。

素材をポットにセットしていきます。
まずシサル麻のリングをポットに固定し、中央にバラをセットし、回りにアイビー、ライスフラワーをセットし、好みでワイヤー付きパールやスケルトンリーフと羽根(しっかり固定したい場合はグルーをしたり、ツイスティングメソードでワイヤリングしても結構です。)をリズム感をだしてセットし、シサル麻にブイロンワイヤーを巻いて仕上げます。

清楚なドレスアップに欠かせないパールを、純白のバラにこぼれ落ちるように使います。
材料の配置をご自分のセンスでデザインしていき、表情の異なるポットをランナー風に並べても素敵です。


使っている材料
プリザーブドフラワー
  ローズ ホワイト
  アイビー
  ライスフラワー
シサル麻
スケルトンリーフ
ブイロンワイヤー ゴールド
パールボール ワイヤー付き
羽根
ポット ホワイト
フローラルフォーム

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