サーモンのソテー トロワグロ風




材料(2人分)
フレッシュサーモン  切身(1枚)
※三枚におろしたフレッシュササーモンの腹身の片身の部分を8cm幅位に切ってもらい、小骨も抜いてもらいます。
サラダほうれん草  1/2束
西洋エシャロット  1/2片
フュメ・ド・ポワソン  100ml
生クリーム  150ml
ドライベルモット(白)  大さじ2杯
白ワイン  大さじ4杯
レモン汁  小さじ1杯
塩  少々
粉末白胡椒  少々


作り方
1.サーモンの厚みを均等にして、同時に全体に火が通るように、同じ厚さの切身、2枚に切り分けます。腹身の頭の方が一番幅広に切身が取れるので、2人分の場合、切身の厚いところと薄いところを切って接着しても構いません。

2.サーモンに軽く塩、白胡椒をかけます。

3.塩を入れた熱湯にサラダほうれん草をさっとゆがき、軸を揃えて包丁で軸と硬い茎を除き、軽く絞っておきます。

4.西洋エシャロットは表皮をむき、微塵切りにします。

ソースを作ります。
5.ソースパンに白ワイン、ヴェルモット(白)を入れ火にかけます。エシャロットも入れ、アルコール分を飛ばします。

6.弱火で1/2量まで煮詰めます。そこへフュメ・ド・ポワソンを加え、小型の泡立て器で常によく混ぜて、さらに煮詰めます。

7.生クリームをソースパンに加え、少しとろみのついたソースを作り上げます。ソースは常にミキシングして焦げ付かないようにします。

8.テフロン加工のフライパンを熱し、ゆるく油をひいて、サーモンの表裏を焼き、全体に火を通します。

9.ソースパンにほうれん草を加えて温めます。

10.皿、ソース、温野菜、魚のすべてが温かいうちに、ソース(ほうれん草はサーモンの下敷きにならないように盛りつけます。)を皿に広げ、サーモンを丁寧に載せます。


ワンポイント・アドバイス
ミシュラン三ツ星レストラン、トロワグロの代表的な料理、『ソーモン・オゼイユ』をヒントに、手に入りやすいほうれん草を使って、アレンジしてみました。オゼイユは酸味のある葉物の野菜です。

今回使った西洋エシャロットは、薄皮をむいたら、ほんのりピンクがかった玉ねぎに近いものを使っています。

ベルモットは白ワインに薬草などで風味付けしたお酒で、ソースの色に合わせて白のベルモットを使いましょう。